2010年1月1日金曜日

2010年











日本ではもう年が明けて、2010年元旦ですが、ドイツはただ今21時。




でもさっきからバンバンやってます、恒例のあれ、花火です。




たまにどこかの家の窓にポンっ!!と直撃する音が聞こえて、怖い怖い。




お願いだからこっちには当てないで・・・^-^;




この冬は最高気温がマイナス7度、最低がマイナス17度の日などがあり、雪もよく降っている。




今日は買い物の帰り途、アラレと雪が同時に降ってきた。




明日からはスーパーが何日間か閉まるから(多分3日まで)買いだめをしないとと思ったが、




冷凍庫を開けると古いものが結構残っているので、先にそれを食べてしまわないといけないからほとんど買えないなと思った。




せいぜい年越しそばの上に散らすネギくらいかな?と思いスーパーへ。




ところが、鶏肉1キロの塊を思わず買ってしまった・・。あとジュースやヨーグルトやトマトなど。




お目当てはネギだったが、ヘナチョコなネギ(なぜか緑の部分が切られていて白いところのみ3本が1束になっている)しかなくて買う気になれなかった。




鶏肉、いっぺんに食べられないから、これも冷凍行きだな・・。




って、冷凍庫のものを減らしたかったはずなんだけども?








結構、毎日ちょこちょこネタがあるはずなんだけど、ついつい今回もブログ更新がとっても御無沙汰になってしまいました。








2009年4月以降をざっと振り返ると、




5月に第一回目のリート科コンツェルトエクザメン過程の卒業試験があり(2回試験に合格すれば卒業)




ラフマニノフの初期から後期にわたる歌曲プログラムによるコンサートで、無事合格。




7月、ワイマールでのシューベルト「冬の旅」コンサート。1時間15分、休憩なしで全24曲を演奏するのはお客さんにとっても過酷かもしれないが、集中して演奏できたと思う。




同じく7月、リスト音楽院で教鞭を執っているソプラノ歌手との大阪でのリーダーアーベント。




9月、ギリシャでのコンクール。残念ながら本選に進めなかったけれども良い勉強になった。




ドイツの冬を越せるほどの太陽の光エネルギーをたっぷり吸収してきた。




10月、イタリアでのコンクール。ここでも良い結果を出せなかったが、ステップアップにつながる良い機会になった。一人旅だったので、イタリア語を駆使(苦使かも・・^-^;)しなければならない状況が多々あり、それはそれでイタリア語上達に役立った。




12月、東京二期会会員の声楽の方と、チェコでの演奏旅行。マネージャーがブルノに住んでいたので8日間そこを滞在地として、毎晩色んな街の会場へ車で移動。計7回のコンサートの数と同じだけ、行った先々での会場やピアノの状態も様々で、ハプニングのネタの種類もそれだけどんどん増えて行きました(笑)。




クリスマスには中学と大学が同期だった友達がワイマールに遊びに来てくれました。懐かし話にも花が咲いたけど、色々考えていることを話しあったりできてたくさんの勇気をもらえたよ。








来年の今はどこで何をしているのだろう・・と思うけど、




今抱いている希望の向く先であることを願いつつ、




そして私を支えてくれるたくさんの人たちへの感謝、そして健康を祈りつつ、




2010年を迎えます。








どうぞ、2010年もよろしくね。




みなさん心身共に、健康でありますように!!!




















2009年4月16日木曜日

2009年4月16日
みなさんお元気ですか?
4月に入りワイマールにもようやく春がやってきました。
例年のことながら、この時期は本当にハッピーな気持ちになってしまいます。
こ~んなに空が青くて、風があたたかくて、お花が咲いていて・・・
そんな中に自分の身を浸していく心地よさ。
鳥がさえずり、あたたかい空気が全身を包み込んでくれる。
これこそ、ドイツで長い冬を越した後の神様からの贈り物だと思います。
しかもこの心地の良い季節は一年のうち、今だけ。
今だけだからこそ、それにワイマールという小さな街だからこそ、都会に暮らして得る楽しみとは違って
自然の変化を心から愉しめるのかもしれないと思います。

街の中心部では、どのベンチも人で埋まっていて、もう空きがないです~!
みんな太陽を浴びたくて浴びたくて、わざわざ陽のあたるベンチに座り日光浴をするのです。
日本にいたときは進んで陽に当たりに行きたいなどとは思わなかった私も、
この時期は当たりたくてたまらないのです。
そしてほとんどの人が手にはアイス!
私のお気に入りはティラミス・アイス。
ティラミス味アイスの中にティラミスケーキも混じっていらっしゃるから、そりゃぁもうケーキ君が顔を出したときは大歓迎です☆

さて、だ~いぶ遡りますが、一月末に一度日本に声楽家コンサートの伴奏出演で日本に帰国しました。
ほんの一週間の滞在だったのであれもこれもしようと思っていたはずが、
飛行機の中でウイルスをもらったのか?帰国してから腹痛と高熱に襲われ、
4~5日間はダウン。ドイツに戻る前日が本番の日だったのでなんとか間に合ったけれども
体力って大切や~ということをひしと実感しました。。。
あ~日本にいたのに刺身が食べられなかった~(泣)
そしてドイツに戻ると、今度はまた飛行機でウイルスをもらったのか??
高熱が続き、治るのに10日くらいかかりました。。。

「体力は大切。」
ということでマラソンを始めましたが、3日後また体調を崩し、マラソンはひとまずお休み。
友達や親にマラソンを始めたことを自慢した直後だったから情けない・・・(笑)

3月はワイマールとライプツィッヒとマーラバッハという街で
声楽の人たちとフリードリッヒ・シラー作品によるコンサートを行いました。
マーラバッハはシラーの生まれた街。
ワイマールはシラーがゲーテと交友関係を築き活躍した場所ですが、
彼の巻き髪に似せて形作られたパン「Schillerlocken(シラーの巻き髪)」が
ワイマールのパン屋さんにもマーラバッハのパン屋さんにもあるのです。

4月は学校の授業が始まり、今ゼメスターはリートのレッスンが週に3回、
オペラコレペティのレッスン、リートの発音と朗読と解釈のレッスン、学校から契約されている歌のクラスの伴奏に行ったり、その他もろもろで充実しています。
4月26日にティーフルトという街で2人のロシア人歌手とラフマニノフ歌曲アーベントを開きます。
一曲一曲がとても充実していて、ラフマニノフのピアノ曲「音の絵」並みに難しい!
でも、ロシア語を少しかじり、ロシア文学にも少し触れる良い機会ともなっています。
5月17日私の一回目のコンツェルトエクザメン(国家演奏家資格試験)の卒業試験で、65分、オール・ラフマニノフ・リートプログラムで熱演します。はぁ、やはり体力が必要不可欠!!

ということで、再びマラソン始めました。

今回は続けられますように・・・!!

みなさんも、どうか素敵な春を♪

2009年1月1日木曜日

2008年12月31日ドイツ時間ただいま22時。
もうあと2時間でドイツも年越しを迎える。
さっきからぼちぼち恒例の花火と爆竹の音が聞こえ始めた!
今年もドカーンボンボン!!とすさまじく煙もんもんになるんだろうなー怖い怖い。

10月ブログを開始して以来を振り返ると、、、
まずブログを更新していなかったこと~o~を反省・・。
年が明ける前に急いで書かないと・・!

11月はシューマンの詩人の恋を演奏する機会が3回あった。
場所はゾンダーズハウゼン、ワイマールとイエナの会場で。
曲の始めの出だしの一音でお客さんが即効その世界に浸れるようにしなきゃいけないこの曲。
愛による喜び、幸せ、痛み、苦しみ、情熱、決心、葛藤、慰め、諦め、皮肉、嘆き、絶望、憧憬、様々な心の様子が描かれた曲。
はぁ~一生に何度も弾きたい曲だわ。

12月はイエナのフォルクスハウスでイエナフィルハーモニーと動物の謝肉祭を共演することが出来た。
イエナの子供たちで収容人数800人のこの広い会場はほぼ満席状態に埋まった。
子供たちからのとてつもなく大きいエネルギーの塊を受けて、私たちの演奏もそれに答えなきゃ、と熱がこもった演奏だった。

あとはワイマールの文化と密接に関わりのある歴史的なあるホテルでのリートコンサートが5回、などなど。。。

クリスマス前はクッキーを焼いたりケーキを焼いたりするのも忙しく、でも色んなレシピに挑戦してバリエーションも増えました。

それからオペラ・コレペティのクラスの教授の開催した指揮科+オペラコレペティ科合同クリスマス会、友達とのクリスマス会のために
寿司を作る機会も多かったな・・。
日本の食べ物=寿司 ってイメージが外国の人にはあるけれども寿司だけが日本の食べものじゃないんだけどね・・。

という具合で、元気に2008年を終えることができそうです。
いつも支えてくれた両親と友達に心から感謝しています。そして今ここにいられることがとても幸せ。
たくさんの失敗も成功もあった2008年だったけれども、「今」をしっかり味わいながら過ごせたことに満足しています。

2009年も皆にとって健康で幸せな年になりますように!!
そして、もっと頻繁にブログ更新ができますように・・(笑)!!

2008年10月7日火曜日

地平線から地平線へ

ワイマールは秋。


秋といっても寒い寒い!


現在気温11度。


まだ10月頭だというのに、真冬が思いやられるよ。


外では朝から雨が降り続け、嵐のように風が吹きまくり。





雨上がり、外が急に明るくなり


こーんなにまあるく虹ができました。


(虹というものはもともと丸いか・・)


しかもダブルで虹ができています。


目を凝らして見てください。


はっきり見える虹の外側に、もうひとつうっすらと見えてくるはずです。





さて、おかげさまで今もワイマールで勉強を続けています。


2008年の4月からワイマール音大の院(Konzertexamen)で


Liedgestaltung(歌曲伴奏)を始めました。


さまざまなキャラクターを持つ歌い手たちと一緒に音楽を作っていくことは、自分の音楽解釈を広げたり音楽観念を高めるのにも、とても有意義なものです。





現在シューマンのDichterliebe(詩人の恋)全曲をバリトンのフローリアンと勉強中。


11月には3回のコンサートがあります。全曲を演奏できる機会は初めてなので、気合入れています。

2008年9月28日日曜日

Neue.Aufschwung in Weimar

このたび、こちらでブログを開始することにしました。
週一くらいで投稿していけたらと思っていますので、
どうぞよろしくお願いします。